義父が開設した上田内科医院を継承して30年以上の月日が流れました。
継承するに当たり、私でいいのだろうかという大きな不安はありましたが、人として医師として尊敬していた義父が、長年情熱を傾けて診療させていただいてきた患者様を引き継いで診察していきたいという強い思いがありました。
今まで支えてくださった多くの方々、心の中にいる義父母、心優しいスタッフ達、そして家族と共に「0歳から100歳代までの幅広い方々に、一つでも多くの笑顔を」をモットーにこれからも努力してまいります。
専門外のこと、高度な医療の必要性が生じた場合は、患者様とご家族のご希望を大切に考慮しながら、しかるべき医療機関に紹介させていただきます。
また、人としての「在り方」、その一つの選択肢として、在宅療養も支援しております。
微力ですがどうぞよろしくお願いいたします。
父:上田高久が昭和30年に設立いたしました上田内科医院は、昭和61年に私が継承し、平成4年以降は妻の上田倫子が院長となり、乳幼児からご高齢の方まで、地域の皆様の健康の増進、維持、疾病の治療に少しでもお役に立てるよう診療を続けております。
平成30年に徒歩2分の現在の地に移転し、家族皆が専攻しております血液内科診療を標榜科に加え、すべての科の知識を必要とする血液内科の診療の特性も生かしながら、皆様のお役に立てればと考えております。
血液内科医としての経験を活かし、血液内科関連のセカンドオピニオンも担当いたしますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
私は血液がんを中心とした様々ながんと、多種多様な内科的疾患の研修・診療を大学病院、市中病院で行ってまいりました。しかし「病気が専門的過ぎるといわれ、家の近くで診てもらえる病院がない」「外来で何時間も待たされたのに、診察時間が短くて十分に相談できなかった」など、患者様の不安・不満を数多くお聞きするとともに、自分自身も医師としてじっくり患者様と接する時間が確保できないもどかしさを感じながら診療に当たっておりました。そのような患者様の不安や不満を少しでも解消し、安心して日々過ごしていただけるよう、全力で診療に当たってまいりたいと思っております。
2013年に京都大学を卒業後、岡山県倉敷中央病院にて10年間、研修医を経て血液内科医として勤務しました。2023年、10年ぶりに京都に戻って参りました。
現在は、京都大学医学部大学院血液腫瘍内科学に所属し、血液疾患に関する研究を行うかたわら、毎週木曜日と土曜日(月1~2回)当院での診療に携わっております。
当院の血液外来は、ゆったりとした時間設定で、患者さまのお話をじっくりお伺いし、丁寧にご説明いたします。
総合内科専門医資格を取得しており、健診結果の異常から、リンパ節の腫れや貧血、出血症状の精査まで、幅広い血液疾患の診療を承ります。また、倉敷中央病院で救急外来診療に携わった経験も、皆さまへの診療に役立ててまいりたいと思っております。
何でもお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。
患者さん一人ひとりに寄り添いつつ、消化器内科や腫瘍内科領域を中心とした幅広い診療で貢献できるよう、日々精進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。