義父が開設した上田内科医院を継承して27年目に入りました。
継承するに当たり、私でいいのだろうかという大きな不安はありましたが、人として医師として尊敬していた義父が、長年情熱を傾けて診療させていただいてきた患者様を引き継いで診察していきたいという強い思いがありました。
そんな私を、地域の皆様はじめたくさんの方々が助けてくださいました。義母も経理事務すべてにわたり献身的に支えてくれましたが、平成27年に他界いたしました。
今まで支えてくださった多くの方々、心の中にいる義父母、心優しいスタッフ達、そして家族と共に、「0歳から100歳代までの幅広い方々に、一つでも多くの笑顔を」をモットーにこれからも努力してまいります。
専門外のこと、高度な医療の必要性が生じた場合は、患者様とご家族のご希望を大切に考慮しながら、しかるべき医療機関に紹介させていただきます。
また、人としての「在り方」、その一つの選択肢として、在宅療養も支援しております。
微力ですがどうぞよろしくお願いいたします。
父:上田高久が昭和30年に設立いたしました上田内科医院は、昭和61年に私が継承し、平成4年以降は妻の上田倫子が院長となり、乳幼児からご高齢の方まで、地域の皆様の健康の増進、維持、疾病の治療に少しでもお役に立てるよう診療を続けております。
平成30年に徒歩2分の現在の地に移転し、家族皆が専攻しております血液内科診療を標榜科に加え、すべての科の知識を必要とする血液内科の診療の特性も生かしながら、皆様のお役に立てればと考えております。
血液内科医としての経験を活かし、血液内科関連のセカンドオピニオンも担当いたしますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
私は血液がんを中心とした様々ながんと、多種多様な内科的疾患の研修・診療を大学病院、市中病院で行ってまいりました。しかし、「病気が専門的過ぎるといわれ、家の近くで診てもらえる病院がない」「外来で何時間も待たされたのに、診察時間が短くて十分に相談できなかった」など、患者様の不安・不満を数多くお聞きするとともに、自分自身も医師としてじっくり患者様と接する時間が確保できないもどかしさを感じながら診療に当たっておりました。そのような患者様の不安や不満を少しでも解消し、安心して日々過ごしていただけるよう、全力で診療に当たってまいりたいと思っております。
京都大学を平成25年に卒業し、現在は岡山県倉敷中央病院にて、父:上田恭典とともに血液内科医師として日々研鑽に励んでおります。
高度急性期病院である倉敷中央病院では、内科の軽症患者様から重症患者様まで救急外来での多数の診療経験を積み、その経験を皆様への診療に役立ててまいりたいと思っております。